医療制度改革笑って学んで 石川県医師会
「笑って知る医療問題」 

医師不足などテーマに寸劇
−県内医師ら ギャグも練習−
 政府による医療制度改革が進む中、日本の医療制度について多くの県民に理解を深めてもらおうと
県内の医師、歯科医師、薬剤師、看護師の団体が今週末に県民フォーラム
「健康についてみんなで語ろう会」を開く。病院を舞台に面白おかしく医療制度を紹介する寸劇を
企画しており、二十八日も白衣を脱いだ医師や看護師が役になりきって練習に励んだ。

 県民フォーラム「健康についてみんなで語ろう会」は、県民と医療に携わる者が同じ目線で考える場を持つために、県医師会、県歯科医師会、県薬剤師会、県看護協会の四師会が三年前から開いてきた。

 フォーラムの目玉は医師や看護師らの寸劇。医療が抱える今日的な問題を分かりやすく紹介してきた。今回は、いわゆる僻地での小児科、産婦人科、外科の医師不足や、医療費削減が招いた
イギリスの救急医療の現状、振り込め詐欺、アスベスト問題などを織り込んだ。

 金沢市鞍月東二丁目の県医師会館で行われた練習ではギャグ連発のせりふに苦労しながら、医師や看護師らが熱心に演じていた。

県民フォーラム「健康について語ろう会」は、十二月三日午後三時から金沢市鞍月二丁目の
県地場産業センターで開かれる。第一部の寸劇のほか、会場からの医療への不安や要望、苦言などを
受け付ける第二部「みんなでワイワイ、何でも自由に語ろう会」、
医師で落語家の福澤恒利(立川らく朝)さんの第三部「落語で学ぼう生活習慣病」も予定されている。
問い合わせは県医師会=076(239)3800=まで。


北國新聞 平成17年11月29日号

「自己負担が高くなってこれいじょう病院におれんがになってしもうたんじゃ」「日本に尽くしてくださった高齢者に政府はなんという冷たい仕打ちをするんじゃ!!」


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