金沢市の難聴検診
金沢市の難聴検診

補聴器の写真 出生率がこのままで推移すると
100年後の日本人は約5000万人。
1500年後にはたった一人になってしまうそうです。
日本の人口動態は大きく変わろうとしているのです。

 そこまで話を極端にしなくても、
あと20年ほどすれば全人口の30パーセント近くが
聞こえの十分でない高齢者で構成されることは
間違いありません。

高齢の方々は現在の日本を築いてこられた
深く豊かな経験をお持ちです。
この豊かな経験から導き出されるいろんなご意見を積極的に発言され、
より一層の社会参加をして頂くことが求められています。

 このためには自分の聞こえの程度を正しく知り、
必要な場合は適切に調整された補聴器を使用することが不可欠です。

 金沢市では今年から65歳から74歳までの市民を対象に
「聴力検診」を始めます。
全国でも初めての取り組みで、日本中がこの検診の成果を見守っています。
6月から8月までの間、金沢市内の耳鼻咽喉科診療所で行いますので、
お気軽に検診をお受けください。

平成12年4月10日(北國新聞 健康ノート)

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